なぜ、部下に任せられないのか? リーダーの「待てない病」原因と対処法 2021年 7月 10日(土)

2021年1月10日

なぜ、部下に任せられないのか?
リーダーの「待てない病」原因と対処法

経営者やリーダーからこんな言葉を聞きます。「部下に仕事を任せています」
しかし実際はどうでしょうか? 社内で行き交う会話やメール文を見ては細かく指摘し、会議では主張せずにはいられない。
心当たりありませんか? MC飯岡はあります。残念ですが我慢できないんですね。
社員が成長し業績の良い企業の経営者やリーダーは俯瞰力があります。森に例えると一番高い木に登り社員の行動をじっと我慢して見守る姿です。
そんな経営者やリーダーの仕事は「この森で事業を継続するか否かの判断」です。
本番組ではリーダーの待てない病の事例や治し方、治さないと起こる問題を取り上げ皆さんと一緒に勉強してゆきます。

出演者

ゲスト 大垣 雅則(プロジェクトリーダーのエキスパート)

プロフィール

鉄道・バス会社101社をまとめた電子マネーPASMOの初代社長を務め、その他スカイツリー広報責任者等合計13の大型プロジェクトリーダーを務める。
「プロジェクトでは一度メンバー同士で大荒れになることが付きもの」そんな言葉を語る目はまるで大きな森の一番高い木の頂から地上で働く部下を俯瞰する姿。

ーー大垣氏から頂いた言葉
「偉大なる経営者とは部下が仕事はできるできないに関わらず、信じる覚悟と勇気がある人だ」

 

ゲスト 大島 誠(信頼構築の伝道師)

プロフィール

世界20か国以上でビジネスを経験。その期間に内外で出逢った凄いリーダー達に共通する信頼構築力を自ら研究し続ける。
読破した本は4,000冊以上。その背景には、海外勤務でリアルの暴動に遭遇し、経営危機に瀕した組織を、部下たちとの独自個別面談により信頼を再構築、社員を成長させ情報を集約し立て直しに成功した実績がある。現在、その時の手法を発展させ、企業経営者が情報不足の中行う「決断」ではなく、可能な範囲の情報収集力を高めた上での「判断」で事業運営できるように支援している。

ーー大島氏から頂いた言葉
「靴は同じ靴でも履く人により形状・サイズが違う、君は自分の靴を図りにしていないか?」
「一輪の花の写真を撮る。その時、君に一輪の花を300種の方角から撮影する覚悟はありますか?」

 

ゲスト 吉田 裕児(叱りの達人)

プロフィール

某大手建設会社で巨大プロジェクトリーダーを務める。しかし元々は部下に頼めない、部下に謝れない、なんでも自分でやらないと気が済まない超完璧主義者。
そんな中部下が失踪し人生初の挫折を経験、その後は福島の除染の現場へ異動になる。
(今では福島の復興に貢献できたこと、福島の皆さんに出会えたことに感謝しています)
除染の現場では作業員が事故に巻き込まれ、家族の悲しみに遭遇し、普段からもっと注意すれば良かったと後悔する。しかし、その事故をきっかけに自身が失敗した「部下の指導方法」を再度研究し直し、人を活かす叱り方メソッド開発する。
著書『部下が変わる本当の叱り方』明日香出版社

ーー吉田氏から頂いた言葉
「部下に言いたいことは言ってしまえ!しかし最後まで部下に責任を持つこと」

 

MC 飯岡直樹

プロフィール

NEWFIELD運営元 株式会社マックスストーン代表
2018年10月23日に新宿に念願のワンフロアー事務所を構える。そのOPENイベントで「社員を幸せにします。社員がお客様を幸せにします」と宣言。
宣言の理由はそれまで辞めていった部下20人(前職含む)への償い。「再び彼らを幸せにすることはできないが、これから20人を幸せにすることはできる」
そんな想いとは裏腹に人育ての現実は険しい。厳しいのは当たり前、2018年以前は、部下の仕事を取り上げ、細かなことに口を出し、思い通りに部下が動かないと怒鳴りつけていたからだ。
そんな中、大垣氏、大島氏、吉田氏と次々と師が現れ教えを受けることに。
教えにより離職者は激減、売上は3倍増に。コロナの影響で一次売上を5割以下に落とすが、半年後には10割復帰を果たす。

ーー頂いた教訓
「一番変わるべきはリーダー」
「リーダーは社員に育てられている」

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